動物愛護法

千葉県警千葉東署は1日、千葉市動物公園(千葉市若葉区)の西口ゲート前駐車場の植え込みに、ワシントン条約により商取引が禁止されている希少種のホウシャガメが捨てられていたと発表した。同署は動物愛護法違反事件として捜査して飼い主を捜している。

同署によると、同日午前11時45分ごろ、動物園の来場者が「ホウシャガメです。動物園に寄贈します」と書かれた段ボールを見つけた。園職員が中を確認したところ、甲羅の長さ約36センチ、体重約7キロのカメが1匹入っていた。性別や年齢は不明だが、健康に問題はない様子という。

同園では昨年8月末にもホウシャガメ2匹が北口ゲート前に捨てられていた。この2匹は現在も同園で保護されている。