店長日記
レインボーフィッシュの繁殖について
2012年10月27日
今日はレインボーフィッシュの繁殖についてまとめておくことといたします。
メラノタエニア・ハーバートアクセルロッディ、オーストラリアンレインボー、ポポンデッタの仲間、マダガスカルレインボーなどについては、繁殖の際に共通する基本的なポイントが重なります。
水温は26~27℃。
pHは6.2~6.9。(現地ではもう少し高いところもあるようです。)
親魚に与えるエサはアカムシやイトミミズ、フレーク状の人工飼料。(なんでも良く食べますね。)
体色が素晴らしくレインボーの名にふさわしい輝きを見せるオス、
オスより淡い色でひとまわり小さなメスを育てるところから始めると良いでしょう。
メラノタエニアハーバートアクセルロッディならばオス4cm、メス3.5cmほどで親として機能し、産卵行動を見ることができます。
産卵槽は45~60cm水槽が良いでしょう。カボンバを植えたり、スプライトを浮かべたり、ウイローモスを沈めたりと底層、中層、上層と水草を多めに配置してあげましょう。
運動能力の高い種ですから、適度な遊泳スペースは確保してください。
オスは各ヒレをちからいっぱい広げてメスの前でデモンストレーションをします。最高に美しい瞬間、どうか見逃さないようにしてください。
オスはメスを追尾し、またデモンストレーションをして求愛行動を見せます。
オスはメスとともに水草の中に入っていきます。(私の経験からはウイローモスやカボンバの茂みにつっこんでいくペアが多いです。)
水草の中でオスはメスに体を押し付けるような行動を見せ、直後にブルブルと震えてパっと離れます。
このとき、直径1mmほどの透明な卵が5~10個、放卵されます。同時に放精が行われます。
卵には粘着糸があり、水草に付着しやすい構造となっております。
産卵は数日続き、5~10個ずつ産み続けられます。
卵は発生が進むと卵内に黒い点が見えてきます。
親はふ化した仔魚を食べてしまうので、産卵したら、親魚は別水槽に移します。
産卵のたびに親を移していくと大きさの異なる兄弟魚をふ化させることができます。
東南アジアの養殖場においてはいくつもの水槽が並べられている光景が見られます。
水槽がひとつしかない場合、あるいは他魚と混泳の場合もよく質問されるところです。
毛糸の塊を水槽内に沈めておき、卵を発見次第取り出すと言う方法もあります。レインボーの仲間はカラシンやコイ科の魚のように一気にすべての卵を産んでしまうという訳ではなく、毎日少しずつバラバラと産卵する傾向があります。いずれにしてももうひとつ、ケースが必要になりますね。
毛糸の方法ですと、すべての卵をとれないかもしれない、というケースが考えられますね。
全部の卵を得るには親を移していく方法が良いでしょう。
水草に産み付けられた卵は水温にもよりますが10日ほどで孵化します。
1週間ほど続く産卵期間中に1ペアが50個ほどの卵を産みます。
さて、卵だけの水槽にしてふ化を待ちます。
仔魚が水平の体勢で水面近くを泳ぐようになったら初期飼料を与えていきます。
インフゾリア、卵の黄身、ベビーフード、ふ化したてのブラインシュリンプなどを用意しましょう。
なにしろ仔魚は小さいので、育成は大変です。2ヶ月ほど育てて15~20mmのチビレインボーとするのが目安となるでしょう。二次性徴があらわれるのにはさらに半年かかります。
バラバラと産卵がすすむので、兄弟魚に大きさの差がつきやすい魚種といえます。
あまりに兄弟魚の大きさがちがってきてしまう場合は選別し、分けて管理することが必要です。
メラノタエニア・ハーバートアクセルロッディ、オーストラリアンレインボー、ポポンデッタの仲間、マダガスカルレインボーなどについては、繁殖の際に共通する基本的なポイントが重なります。
水温は26~27℃。
pHは6.2~6.9。(現地ではもう少し高いところもあるようです。)
親魚に与えるエサはアカムシやイトミミズ、フレーク状の人工飼料。(なんでも良く食べますね。)
体色が素晴らしくレインボーの名にふさわしい輝きを見せるオス、
オスより淡い色でひとまわり小さなメスを育てるところから始めると良いでしょう。
メラノタエニアハーバートアクセルロッディならばオス4cm、メス3.5cmほどで親として機能し、産卵行動を見ることができます。
産卵槽は45~60cm水槽が良いでしょう。カボンバを植えたり、スプライトを浮かべたり、ウイローモスを沈めたりと底層、中層、上層と水草を多めに配置してあげましょう。
運動能力の高い種ですから、適度な遊泳スペースは確保してください。
オスは各ヒレをちからいっぱい広げてメスの前でデモンストレーションをします。最高に美しい瞬間、どうか見逃さないようにしてください。
オスはメスを追尾し、またデモンストレーションをして求愛行動を見せます。
オスはメスとともに水草の中に入っていきます。(私の経験からはウイローモスやカボンバの茂みにつっこんでいくペアが多いです。)
水草の中でオスはメスに体を押し付けるような行動を見せ、直後にブルブルと震えてパっと離れます。
このとき、直径1mmほどの透明な卵が5~10個、放卵されます。同時に放精が行われます。
卵には粘着糸があり、水草に付着しやすい構造となっております。
産卵は数日続き、5~10個ずつ産み続けられます。
卵は発生が進むと卵内に黒い点が見えてきます。
親はふ化した仔魚を食べてしまうので、産卵したら、親魚は別水槽に移します。
産卵のたびに親を移していくと大きさの異なる兄弟魚をふ化させることができます。
東南アジアの養殖場においてはいくつもの水槽が並べられている光景が見られます。
水槽がひとつしかない場合、あるいは他魚と混泳の場合もよく質問されるところです。
毛糸の塊を水槽内に沈めておき、卵を発見次第取り出すと言う方法もあります。レインボーの仲間はカラシンやコイ科の魚のように一気にすべての卵を産んでしまうという訳ではなく、毎日少しずつバラバラと産卵する傾向があります。いずれにしてももうひとつ、ケースが必要になりますね。
毛糸の方法ですと、すべての卵をとれないかもしれない、というケースが考えられますね。
全部の卵を得るには親を移していく方法が良いでしょう。
水草に産み付けられた卵は水温にもよりますが10日ほどで孵化します。
1週間ほど続く産卵期間中に1ペアが50個ほどの卵を産みます。
さて、卵だけの水槽にしてふ化を待ちます。
仔魚が水平の体勢で水面近くを泳ぐようになったら初期飼料を与えていきます。
インフゾリア、卵の黄身、ベビーフード、ふ化したてのブラインシュリンプなどを用意しましょう。
なにしろ仔魚は小さいので、育成は大変です。2ヶ月ほど育てて15~20mmのチビレインボーとするのが目安となるでしょう。二次性徴があらわれるのにはさらに半年かかります。
バラバラと産卵がすすむので、兄弟魚に大きさの差がつきやすい魚種といえます。
あまりに兄弟魚の大きさがちがってきてしまう場合は選別し、分けて管理することが必要です。