店長日記
メダカのお話 2
2010年07月28日
メダカのデータ
体長 3.5cmから4cm
分布 本州 四国 九州 琉球列島 北海道にも移入されています。
寿命 自然では1~2年、飼育水槽では3年ほどです。
卵の数 1回に自然では10~20個、飼育水槽では20~30個。
3月下旬~9月下旬までが産卵期。
日照13時間前後、水温15℃以上が産卵の条件です。
オスメスの割合 自然のメダカの群れはおよそ8割がメス
雌雄の見分け方
成魚のオス 尻ビレが大きく平行四辺形に近い形。メスを尻ビレで包み込むようにして産卵を促すという生態に関係しているので、メスより尻ビレが大きい。
背ビレの後方(基部)にキレ込みが入る。
メス 背ビレにキレ込みは入らない。尻ビレはオスに比べて小さく台形に近い形。
地域ごとにメダカの形質に特徴があります。遺伝的な研究がすすみいくつかの型に分けられるようになりました。
南日本集団東日本型 関東地方でもみられるクロメダカ
北日本集団 下北半島から日本海に沿って丹後半島周辺まで分布。大型で鱗が網目状にはっきりみえる
南日本集団山陰型 中国地方から北側、丹後半島以西の本州、隠岐に分布。瀬戸内型とは遺伝子型が異なる
南日本集団瀬戸内型 瀬戸内海をはさむ本州、四国、九州に分布
南日本集団北部九州型 九州北部と対馬、壱岐、五島列島にかけて分布
南日本集団有明型 有明海に接する長崎県から熊本県にかけて分布
南日本集団薩摩型 九州南西部、薩摩半島を中心に分布。細身の体形でやや大型。
南日本集団大隈型 九州南東部、大隈半島周辺に分布
南日本集団琉球型 琉球列島にのみ生息する型。オスの体高が高めで、体形はやや寸詰まり。
飼育においては、種の保存ということをふまえてむやみな交配は避けるべきです。
1種類を徹底的に飼育し、血統まるごと管理するくらいの気持ちで臨みましょう。
人間の手で、野外に魚を放流することはあってはなりません。
一度、人間の手の中に入った個体を野外に放ってはいけないということです。
続く
体長 3.5cmから4cm
分布 本州 四国 九州 琉球列島 北海道にも移入されています。
寿命 自然では1~2年、飼育水槽では3年ほどです。
卵の数 1回に自然では10~20個、飼育水槽では20~30個。
3月下旬~9月下旬までが産卵期。
日照13時間前後、水温15℃以上が産卵の条件です。
オスメスの割合 自然のメダカの群れはおよそ8割がメス
雌雄の見分け方
成魚のオス 尻ビレが大きく平行四辺形に近い形。メスを尻ビレで包み込むようにして産卵を促すという生態に関係しているので、メスより尻ビレが大きい。
背ビレの後方(基部)にキレ込みが入る。
メス 背ビレにキレ込みは入らない。尻ビレはオスに比べて小さく台形に近い形。
地域ごとにメダカの形質に特徴があります。遺伝的な研究がすすみいくつかの型に分けられるようになりました。
南日本集団東日本型 関東地方でもみられるクロメダカ
北日本集団 下北半島から日本海に沿って丹後半島周辺まで分布。大型で鱗が網目状にはっきりみえる
南日本集団山陰型 中国地方から北側、丹後半島以西の本州、隠岐に分布。瀬戸内型とは遺伝子型が異なる
南日本集団瀬戸内型 瀬戸内海をはさむ本州、四国、九州に分布
南日本集団北部九州型 九州北部と対馬、壱岐、五島列島にかけて分布
南日本集団有明型 有明海に接する長崎県から熊本県にかけて分布
南日本集団薩摩型 九州南西部、薩摩半島を中心に分布。細身の体形でやや大型。
南日本集団大隈型 九州南東部、大隈半島周辺に分布
南日本集団琉球型 琉球列島にのみ生息する型。オスの体高が高めで、体形はやや寸詰まり。
飼育においては、種の保存ということをふまえてむやみな交配は避けるべきです。
1種類を徹底的に飼育し、血統まるごと管理するくらいの気持ちで臨みましょう。
人間の手で、野外に魚を放流することはあってはなりません。
一度、人間の手の中に入った個体を野外に放ってはいけないということです。
続く