シュリンプたちのエサ
レッドビーシュリンプがあまりエサを食べないよ・・。お店のエビみたいに集まってこないんだけど・・。よく相談を受けます。
餌の与え方で「ごく少なめ」とか、「数分で食べきる量」という言葉をよく聞きますがなかなか判断しづらい基準かもしれません。
今日は餌やりについて書いてみたいと思います。
シュリンプ愛好家の手元には其々の思惑でいくつか餌が用意されていると思いますが、
お店では大きく分けて2つの餌を準備しています。
ひとつはコンブやホウレン草など植物性素材に由来 したエサ、
もうひとつはフィッシュミール、甲殻類の外殻など動物性蛋白質を多く含むタイプのエサです。
エビは植物性に近い雑食性という位置付けで、数種のエサを用意しています。
また、腐食食性の傾向もあるようで朽ち掛けた枯葉や他生物の死骸などにもよく群がっていますね。
よくよく水槽を観察しておりますと、照明消灯時の活動も意外と活発で、
むしろこの時間帯の方が抱卵しているメス個体や稚エビなど弱い立場のモノには
適当なのではと思うこともあります。
また、エビ達が今どのような餌を求めているのかを知る基準として
外部フィルター吸水口などに装着しているスポンジフィルターと
ガラス面、ウィローモス、ミクロソリウムなどの水草に注目しています。
スポンジにエビが多く群がっている状態の場合はそこに寄生している微生物など動物性の餌をもとめていると判断しています。
逆に茶ゴケなどが付着しやすいガラス面にエビが張り付いている姿が目立つ場合はそれに近い素材である植物性の餌を選択します。
また、それぞれの餌を与える時間帯ですが、
照明を点灯している間はコケの原因を避ける為、主に植物性の餌を、
電気が消える時間を見計らって動物性の餌、と言う風に分ける方法を提案しております。
特に水を汚し易い動物性脂肪などが夜間消灯時にバクテリアサイクルによって浄化される期待をこめての方法です。
与える量については生体10~20匹に対して米粒ほどのサイズをひとつないしふたつ。
またエビの成長にバラつきがある場合は大きな個体が餌を独占
しないために餌粒のサイズを変えて時間差で落とします。
食べ残しが有る場合は給餌から12時間を目安に取り出して
翌日の餌は与えないようにしています。
徹底すると餌のやり方ひとつをとってもいろいろと考えるべき点があるのですが
飼育の原点は書いて字の如く「食を司る」事にあります。
全てに気を配るのは大変な事ですが、ある基準を決めて
それに近づく為の飼育を心掛けることで生き物の変化や
普通ならば見逃してしまうようなちょっとした発見に
出会う事ができます。
餌の与え方で「ごく少なめ」とか、「数分で食べきる量」という言葉をよく聞きますがなかなか判断しづらい基準かもしれません。
今日は餌やりについて書いてみたいと思います。
シュリンプ愛好家の手元には其々の思惑でいくつか餌が用意されていると思いますが、
お店では大きく分けて2つの餌を準備しています。
ひとつはコンブやホウレン草など植物性素材に由来 したエサ、
もうひとつはフィッシュミール、甲殻類の外殻など動物性蛋白質を多く含むタイプのエサです。
エビは植物性に近い雑食性という位置付けで、数種のエサを用意しています。
また、腐食食性の傾向もあるようで朽ち掛けた枯葉や他生物の死骸などにもよく群がっていますね。
よくよく水槽を観察しておりますと、照明消灯時の活動も意外と活発で、
むしろこの時間帯の方が抱卵しているメス個体や稚エビなど弱い立場のモノには
適当なのではと思うこともあります。
また、エビ達が今どのような餌を求めているのかを知る基準として
外部フィルター吸水口などに装着しているスポンジフィルターと
ガラス面、ウィローモス、ミクロソリウムなどの水草に注目しています。
スポンジにエビが多く群がっている状態の場合はそこに寄生している微生物など動物性の餌をもとめていると判断しています。
逆に茶ゴケなどが付着しやすいガラス面にエビが張り付いている姿が目立つ場合はそれに近い素材である植物性の餌を選択します。
また、それぞれの餌を与える時間帯ですが、
照明を点灯している間はコケの原因を避ける為、主に植物性の餌を、
電気が消える時間を見計らって動物性の餌、と言う風に分ける方法を提案しております。
特に水を汚し易い動物性脂肪などが夜間消灯時にバクテリアサイクルによって浄化される期待をこめての方法です。
与える量については生体10~20匹に対して米粒ほどのサイズをひとつないしふたつ。
またエビの成長にバラつきがある場合は大きな個体が餌を独占
しないために餌粒のサイズを変えて時間差で落とします。
食べ残しが有る場合は給餌から12時間を目安に取り出して
翌日の餌は与えないようにしています。
徹底すると餌のやり方ひとつをとってもいろいろと考えるべき点があるのですが
飼育の原点は書いて字の如く「食を司る」事にあります。
全てに気を配るのは大変な事ですが、ある基準を決めて
それに近づく為の飼育を心掛けることで生き物の変化や
普通ならば見逃してしまうようなちょっとした発見に
出会う事ができます。