2010年9月

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流水と止水で生長する水草の継続的な観察から、多くの種で、ゆるやかな流水中のほうが生長率が良いことがわかっています。
水草の光合成速度と水流の関係を調べた実験でゆるやかな流水中でもっとも光合成がさかんに行われるという結果からも裏付けられます。

流水が水草の表面から排出される老廃物を効果的に流し去る効果、
微量栄養素の攪拌など、新陳代謝を促す効果があるため、と考えられています。
水槽で育てる水草たちにも最適な水流を提供したいものです。

底床内の水の流れは、栄養素の運搬や酸素の供給にも役立ち、バクテリアの繁殖を促します。水草育成に底面吹き上げ式が採用される理由がここにあります。

どのくらい緩慢な水流を作るかが、腕のみせどころになりましょう。
水草愛好家で、外部式フィルターの排水シャワーパイプの穴を増やすかた、穴の径を大きくするかた、排水を分岐するかたが多いのはこんなことも理由のひとつです。
昨日29日、動物取扱責任者研修に参加してきました。東京都が法令で定める年に一度の義務研修です。
犬、猫、鳥、小動物、アクアリウム関連でいうと爬虫類の販売、展示などにたずさわる事業所の責任者の参加が義務づけられています。
たとえば、ミドリガメを販売する際には、お店は
このくらいの大きさに成長します
とか
カメをさわった後は必ず石鹸で手を洗ってください
とか
飼育できなくなったからといって野外に放たないでください
などを
お客様に説明し、お客様には「説明を受けました」というサインをいただかなくてはなりません。
安易な気持ちでの飼育が生き物に対しての心ない扱いの原因となります。
環境破壊や生態系保護、動物愛護についても触れられる機会となっております。
命を取り扱う者として、じつに多くのことを、改めて考える機会となっております。
水槽内で水草を育てるにあたって・・
光源をだんだん弱くしていくと、
あるいは同じ照明条件で水深を深くしていくと、
植物の光合成量は徐々に減少し、かわりに呼吸量が増加します。
そして、みかけ上、光合成量と呼吸量が等しくなる1点があります。
このときの光の強さを補償点といいます。
このときの水深を補償深度といいます。
補償点以下の光量が長く続くと水草は枯れてしまいます。
そして補償点や補償深度は品種によって異なります。

自然下において深いところで生活しているシャジクモや、日陰の多い場所にはえるシダの仲間は補償点が低く、弱光で育ちます。
反対に水面近くで生活しているコウホネやアマゾンソードの補償点は高く、これらは専門書においては“強光を好む”とされるのです。
光量、水深、補償点の関係は、水草の栽培やレイアウトをするにあたってとても重要なのです。

呼吸と光合成が釣り合う光の強さを知ることがたいせつなんですね。
見かけ上二酸化炭素の出入りはなくなりますが、
有機物がたまっていかないので、やがて植物は死んでしまうのです。

光飽和点とは・・
これ以上光が強くても光合成速度が変わらない点のこと。
光が強ければ強いほど光合成は活発に起こりますが、
ある光の強さで頭打ちになります。
そのときの光の強さのことです。
やはり品種によって飽和点は異なります。
コリドラスの産卵が続いております。
水面近くにびっしりと……かなりアクロバティックな産卵だったことが想像されます。
産みつけられたばかり卵は意外とかたく、弾力性があります。グミのよう。
3日ほどかけてゼリーのようにやわらかくなっていってふ化に至ります。
次期エース候補の個体は泳ぎはじめてすぐ、その素質の片鱗を見せてくれます。
コリドラス、同種5匹をゆったりと飼育します。
5匹が群れをなして泳ぐ様子を観察してください。

また、5匹が“じーーーーっ”と静止していたのに
リーダー?と思われる1匹がエサを探し始めると
ほかの4匹もひっぱられるように「あーそうだ!エサエサっ」と
いっせいに動き出す様子も観察してください。

気持ちよさそうに泳いでいて、「ピタっ」と止まるかわいい仕草も
観察してください。

ヒゲが、しゃんと伸びていることは毎日確認してください!
群れで飼育をしているコリドラス水槽があります。
コリドラスの産卵が続いていて、採卵、育児に時間を使うようになりました。
コリドラスは種類にもよりますが、だいたい6ヶ月をひとつのサイクルとして繁殖を繰り返すものが多いです。
一週間に一度産卵を確認して、それを3ヶ月間繰り返す。そして3ヶ月間休み、次の3ヶ月でまた産卵を繰り返す。
もともとの生息地には雨期と乾期があることと関係していると考えられています。
たいへん興味深い生態ですね。

コリドラスがたくさんいる水槽は「コリドラス共和国」というイメージです。
プレコがたくさんいる水槽は「プレコの館」
エンゼルがたくさんいる水槽は「エンゼル王国」
では問題です。「○○帝国」と呼ぶにふさわしい魚種は何でしょう?
来月の誕生日、お母さんにカメを買ってもらうんだ!と張り切っている女の子。
見たところ小学校3年生か4年生。
綿密に計画を立てているらしく、次から次へと矢継ぎ早に質問をしてきました。
元来が真面目な性格なのでしょう。
カメもきっと幸せに暮らせると思います。
途中で一箇所、
「エサをやり忘れたときはどうするんですか?」
と言い出しました。
なるほど、休日などの心配をしているようです。

僕はこたえました。
「エサはやり忘れないでください。あなたのお母さんは、あなたの食事を作り忘れたことはないはずです。」

女の子は「わかりました。」と・・。

このやりとりの前に、冬眠のこと、夏と冬とでは摂取するエサの量がちがうことなどのやりとりがありましたので、生き物を飼育することの基本に触れることにしたのです。
幸せとは、命の維持・発展が妨げられない状態のこと。
命の維持・発展に大きく寄与するエサを忘れる、こんなに不幸でかわいそうなカメはいないでしょう。

基本的に賢く、やさしい、真面目なお客様でした。
NHK「ダーウィンが来た!」
闘魚ベタの放送が近づきました。
9月26日(日)よる7時30分からです。
ホームページは
http://www.nhk.or.jp/darwin/
隠れたいのか、目立ちたいのか。擬態する魚たち。

いずれ劣らぬ個性派が揃っている擬態する魚たち。魚の体色、模様の秘密、生態の不思議、進化の奇跡、彼らを見ていると、実に多くのことを考えさせられる。今日はそんな不思議な彼ら擬態魚について考えてみよう。

水槽で誕生するブリード個体、養殖場で作られる多くの品種、グッピー、プラティ、ショーベタ、アジアアロワナ、ディスカスの改良品種、金魚、錦鯉・・・。これらの表現型は、観賞する人間にとって興味があるかないか、美しいか、良い親になれるか、作り出す側からすると商売になるかどうか、などが重要である。

一方、野生環境に生活する魚たちは、生きぬくこと、生き延びることが第一前提である。食べて、生きて、子孫を残さなければならないため、様々なかたちで生きる工夫をしている。神秘の繁殖形態、産む卵の数、体の大きさ、体の模様、体型、色、泳ぎ方、不思議な擬態、生活形態などが私たちを楽しませてくれている。日本の自然の河川で見られる川魚たちも同じ名前であっても地域によって個体差が認められる。底砂の色、光線、水質、食性など様々な要素によって生き抜きやすい姿を選んで命をつないできている。熱帯魚でも地域変異種が楽しまれるアピストグラマ、ペルヴィカクロミス、フロントーサ、ディスカス、ワイルドベタなどは、魅力的なローカルネームがついて愛好家の手によって大切にキープされている。特にオスはメスに気に入られて子孫を残さなければならないため、極めて美しい色彩を見せる。

今日のテーマ・擬態とは、魚たちが自衛、攻撃などに都合が良いように、形や色をほかのものに似せることである。色鮮やかな体色で「オレ、毒あるぜ」というもの、弱い立場の魚が強い立場の魚の姿を真似する「オレ、強いんだぜ」というもの、自然界の色や柄、木や植物に姿を似せて「見つけないでね」というもの、じつに興味深い生態が見られる。

■ファロウェラ・アクス
アマゾン水系に広く分布するファロウェラである。細長い体型をしており、枝状の流木に多くのファロウェラが吸盤状の口で吸い付き、枯れ枝擬態によって外敵から身を守っている。吸い付き生活は多くの環境に適応し、広い水系で繁栄している。飼育は吸い付きナマズ・プレコに準ずる。水槽飼育下においては流木や葉幅の広いアマゾンソードなどの水草にぶらさがった愛嬌のある様子が観察できる。やせさせないことが重要で、沈下性タブレットのプレコフードのほかに、ゆでたホウレンソウを与える方法が知られている。近年では人々の健康志向や、良質で安全な食材を求める考えが強まってきたのと同時に、レッドビーシュリンプのブレイクで無農薬ホウレンソウが入手しやすくなっている。生産者名までわかるホウレンソウをゆでて与える、あるいは冷凍保存する愛好家が増えてきている。

流木選びもアクアリウムの楽しみのひとつである。個体の大きさ、魚たちの生活の様子、レイアウトを考えて、また現地アマゾンに想いをめぐらせて自分だけの1本を見つけてほしい。

■リーフフィッシュ
アマゾン河上、中流域、ギアナに分布するナンダスの仲間である。成魚は10cmほどになる。落ち葉の多い、浅くゆるやかな弱酸性の水域が彼らの生活のステージである。完璧に木の葉、落ち葉になりきって小魚をあざむき、捕食するという魚食魚である。コノハウオという和名を持つ。リーフフィッシュは横から見ると枯葉や落ち葉に見えるが、正面から見ると体の厚さは非常に薄い。エサとなる小魚に気付かれないように静かに近づき、折りたたみ式の構造の口で丸のみにしてしまう。見つからない工夫、食べて生き抜く工夫の両面が見られる、擬態魚の代表種といえよう。下顎前部には葉っぱの柄にみせかけた弁皮をもち、リーフフィッシュこだわりのディティールの高さを感じる。マジックリーフやピートを用いて弱酸性の静かな環境を用意してあげよう。エアレーションはごく微量に、強い水流も必要ない。エサはメダカやアカヒレなどを与える。導入時の水温は高めの28~29℃をおすすめする。できれば生活していた水槽の水を多めに分けてもらい、徐々に自分の水槽の水で割っていくとストレスやショックが少ない。導入当初は同じ活きエサでもグッピーやプラティ、アカヒレの稚魚、小さめのメダカなど小さいものから与えていこう。与えるエサの数は、1日
に1~3匹からスタートするとよい。リーフフィッシュが環境になれ、落ち着いてきたら水温を1日に1度下げ、1週間ほどかけて26℃ほどにすると管理しやすくなると思う。

■バジスバジス
インドに分布する小型のナンダスである。気分や環境によってその体色は赤、茶、黒、体側には橙色や深青色が現れるため、カメレオンフィッシュとも呼ばれている。性質はおとなしく混泳にも向くが、活発な小型魚や数多くのタンクメイトがいる場合は、おとなし過ぎて物陰に隠れがちになるので、エサ不足に注意しよう。冷凍赤虫は好んで食べる。

■チャカ・バンカネンシス
インドネシアに分布する個性的な中型ナマズである。成魚は15~18cmになる。頭部は著しく扁平しており、体色は褐色で落ち葉に擬態していると思われる。砂に潜って生活していて、ほとんど動くことなく小魚を待ち伏せ、顔じゅう口なのではないかと思うほど大きな口で捕食する。飼育下ではなるべく細かい砂を敷いてあげたい。底砂を清潔に保つため、底砂クリーナーによる定期的な管理が欠かせない。

■リーフ・キャット
輸入量が少なく、なかなかお目にかかれない種である。アマゾン下流、グァポレ川の枯れ葉の堆積した水域に生息し、やはり枯れ葉に擬態しているものと思われる。ウッドキャットと同じように二次性徴を見せ、オスは背ビレの棘条と外側のヒゲを硬化させる。流木に見えるひともいるかもしれない。

■淡水カレイ・淡水ヒラメ
北米、南米、東南アジアには淡水カレイ、淡水ヒラメが生息している。砂に潜ってしまうと、人間の眼をもってしても発見できないことがある忍者のような隠れ方をする。輸入や移動・運搬のストレスや底砂のコンディション、流通の過程での塩分濃度などが飼育のポイントとなる。真菌類、綿かぶり病には細心の注意をしてあげたい。赤虫やイトミミズ、メダカなどの小魚を食べる。いずれも数種類が流通しているので、購入の際は淡水なのか、汽水なのか、入荷日はいつか、エサ食いはどうかなど、詳細を問い合わせてほしい。

■海にも目を向けてみよう
ショップのライブロック販売水槽にイザリウオが入っていると、見事に岩のように擬態し、見ているお客さんは魚がいるのかわからないくらいである。

底砂に合わせて体色を変え隠蔽的な擬態をするヒラメ、カレイのほかにも、シードラゴンが有名である。海藻のような姿で身を隠す水族館の人気者である。敵から身を隠すだけでなく、小魚やエビやカニなどのエサを捕らえるのにも都合がいいようだ。

逆に自分の姿を目立たせる標識的な擬態も知られている。ド派手な体色をもつもの、あるいは別の何かであるように見せるタイプである。例えば、毒をもっていないノコギリハギが、毒をもつシマキンチャクフグのフリをしている。毒やトゲをもっていたり、食べようものならひどい目に遭ったりさせたい!やはり生き抜く過程でこの道を選んだのだ。ベイツ型といわれる。ベイツ型の逆のパターンで攻撃型の擬態もある。有害な種が無害な種のフリをするものだ。ホンソメワケベラは掃除屋さん、クリーナーフィッシュとして多くの海水水槽のタンクメイトとして愛されている。魚の体表やエラ、口の中についている寄生虫や、食べカスを食べてくれるのだ。大きなウツボの口のなかにも入っていく。ウツボも食べることなくおとなしく口を開けて掃除してもらっている。甲斐甲斐しく働くホンソメワケベラのフリをして他の魚に近づき、その肉を食いちぎっていくのがニセクロスジギンポである。まったくものすごい道を選んだものである。体の一部を釣竿にしてエビや小魚をたべるアンコウもこの型の擬態である。昆虫では周囲の植物そっくりの色をして獲物にきづかれないようにしているカマキリが有名である。リーフフィッシュもこれに近い。

どちらがマネをされ、どちらがマネをしているのかはっきりしていないものも生活している。ミュラー型と呼ばれる。カサゴの仲間はどれも似たような表現型をもち、みんなそれぞれ毒を持っている。俺たち毒あるぜ、ということを誇示することによって外敵から身を守っているといえるだろう。

社会型・集団型な擬態といわれるのがゴンズイやイワシである。1匹では弱いが群れになることで巨大な魚や有害な生き物に見えるようにしている。有名なゴンズイ玉や、マイワシの魚群がこれにあたる。

種内型の擬態もしられている。敵やエサやモノではなく、同種の、例えば異性を対象としている擬態である。オスが卵のような模様をその体にまねて、その卵を保護しようとメスがやってくるのを待って種の保存をしようとするものである。攻撃や捕食を目的としない、繁殖のための擬態といえよう。

チョウチョウウオなどにも、身体に目玉模様のあるものが見られるが、これはベイツ擬態とは違う意味を持っていると言われている。何かになりすますというのではなく、攻撃する相手を一瞬戸惑わせ、その間に逃げるという作戦に使うと思われる。肉食魚は他の魚を攻撃しようとする時、相手の次の動きを予想し、逃げ出す方向を意識して飛び掛かる。普通は、逃げる方向は頭の方向であるから、身体の後のほうにある眼状紋を本当の目と勘違いすれば、その瞬間にタイミングのズレが生じ、攻撃された魚は捕食者から逃れることができるというわけだ。少なくとも目につきやすい目玉模様に向かって攻撃をかけられれば、致命的なダメージを受ける頭部への攻撃は避けられると思われる。眼状紋を持つのは、ベラ、チョウチョウウオ、スズメダイなど比較的小さな種類に多く、また幼魚のうちはあるのに成魚になるにつれ消えていく傾向も強いので、こうしたパターンがなんらかの防御に使われていることは間違いなさそうである。

個人的な興味であるが、磯で生活するヨツハモガニのカモフラージュも見事である。岩場から海藻を切り取ってきて甲や脚につける。動かない限り見つからないほどである。ファッションセンスが個体によって異なるのも面白い。

いずれのケースもコレが擬態であるかないか、の議論は続けなくてはならない。生きるためにいろいろな作戦を複合させているとおもわれる生物も多く、明確な線引きは難しい。


(ポイント1)生息環境を水槽で再現してあげよう。

本来の姿を観察するには、やはり彼らの故郷の環境を知り、できる限りその環境に近づけてあげたいものだ。

(ポイント2)外的な刺激はあたえないようにしよう。

彼らの生活の妨げになるような要素は少なくしたい。水槽周りが静かでないこと、不適切な管理、ストレスを生じさせる混泳魚との同居、水槽をたたくことなどは控えよう。

(ポイント3)繁殖に挑戦しよう。

彼らの生態をつかみ、繁殖にもチャレンジしよう。データをとることもたいへん重要だ。
クイズに答えてWiiを当てよう!
本日は、テトラ社のキャンペーンをご案内いたします。締め切りが迫っております。
テトラフードNo.1 Thanksキャンペーンです。

オープンキャンペーンでは人気のWiiが、
クローズドキャンペーンでは
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応募締切:
1回目:2010年6月30日(水)当日消印有効
2回目:2010年9月30日(木)当日消印有効

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専用応募ハガキまたは郵便ハガキに、対象製品のバーコードまたは応募シールをご希望賞品の規定枚数分貼り、必要事項をご記入の上ご応募ください。


詳しくはテトラ社のホームページへ
www.tetra-jp.com
NHK総合の人気番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」では9月26日(日)
我々アクアリストに馴染みの深いベタを主役にした
「空気呼吸に魔術師 闘魚ベタ」の放送を予定しています。
野生のベタの生息地の様子や生態、特殊な産卵形態などに迫った貴重な映像は
アクアリストならずとも必見の内容になっているといいます。

放送予定
9月26日(日)NHK総合 午後7時半~8時
※緊急報道などにより変更の場合もあり
熱帯魚が元気なく、フラフラ泳いでいるのですが・・・。
という質問を受けました。
「これを入れればシャキーン!と元気になります!」と、劇的に作用する魔法の薬はありません。今日は腎臓について考えてみましょう。

腎臓は人間には二つありますが、魚はひとつです。魚にとって腎臓は、鰓と同じくらい重要な臓器です。腎臓は血液中の不要な老廃物(有害なアンモニアなど)をろ過し、尿として排泄させます。魚の血液は腎臓を通過してきれいになるのです。
血液を池の水にたとえると、心臓がポンプで、腎臓はフィルターになります。ただし、池のフィルターには浄化のためにバクテリアが必要ですが、腎臓にバクテリアは不必要です。不必要どころか腎臓にバクテリアが進入すると、腎不全を引き起こして魚は死んでしまいます。
一般的に、体内に病原菌が侵入すると病原菌は血液中に入り込み、腎臓までたどり着きます。病原菌に感染した魚を解剖して腎臓を検査すると、腎臓に病原菌が繁殖している場合がよくあります。
腎臓に侵入した病原菌を殺菌する方法は、薬浴または経口投与(エサと混ぜて与える)です。薬浴の場合、薬は鰓から吸収され、血液中に入って腎臓に送り込まれます。経口投与は腸から薬が吸収され、同様に血液中から腎臓に入ります。そして腎臓にいる病原菌を殺菌します。
病原菌も薬も血液によって腎臓まで運ばれるわけです。
人と同様に魚の血液にも寿命があります。古くなった血液は新しい血液と入れ替わります。
魚の血液は腎臓と脾臓で作られていますので、どちらも魚にとって重要な臓器なわけです。
魚にストレスがかかると腎臓の機能が低下します。すると、腎臓が血液を作る能力も低下するので、魚は貧血状態になります。貧血を起こした魚は、水面に集まり鼻上げ(頭部や口を水面に向けてパクパクしている状態です)します。酸素を運ぶ血液が少なくなってしまっているため、酸素不足になるのです。エアレーションしているにもかかわらず、魚が鼻上げする、水面近くをフラフラ泳ぐ、という状態になります。
この場合の対応策は、まず水温を下げることです。まずは1℃下げてあげます。(いきなり2℃も3℃も下げると、変温動物である魚は体温が急降下し、死にいたります。)水温が下がることにより魚の行動を鈍らせて、酸素の消費量を少なくします。また、低水温では水に溶け込む酸素の濃度が上昇します。
このようにして魚を落ち着かせてから、塩を0.3~0.5パーセント入れます。
浸透圧を調整することにより、魚の腎臓負担を軽減させます。

ストレス・・・
観賞魚を飼育するうえで、病気は必ずといってよいほど、飼育者が遭遇する問題です。観賞魚の病気の主な原因は、ストレスであると言われています。
魚がストレスを受ける原因をまとめてみましょう。
1、餌の食べ残しなどによる水質の変化と悪化。
2、急激な水温の変化。
3、魚の移動。
4、過密飼育。
5、餌の品質。
6、相性の悪い魚を同一水槽で飼育すること。
7、照明の照射時間が長すぎること。
魚が元気なくフラフラ泳ぐ場合は、水温、水質チェック、環境の見直し、魚病薬の使用、エアレーションの準備などの段取りが肝心ですね。
pHを弱酸性に安定させることは、南米や西アフリカ、東南アジアで暮らす多くの熱帯魚を上手に飼育するうえで欠かせないことのひとつです。
このピートを使用することで、河川産のシクリッド、ディスカスやナマズ、カラシン、バルブ、ラビリンスフィッシュ、ポリプテルスなどの好む水質を簡単に作り出せるばかりか、水性菌や藻類の増殖を抑える効果もあわせて期待できます。腐食酸や微量元素などが長期間にわたって水中に放出され、魚たちの良好なコンディションの維持、本来の色彩の表現、繁殖促進などに役立ってくれます。
ネットバッグに入れて、良好なろ過槽に入れておきましょう。
娘「パパぁ、おうちのお魚に金魚あげちゃうのぉ?かわいそう~( ̄□ ̄;)!!」
父「あのね、私はあなたたちと今、お寿司屋さんから出てきたんだよ。みんなお魚を食べるんだよ。」
みんなにお寿司を食べさせたのだから、かわいがっている我が家の魚に金魚あげてもいいでしょう!と言わんばかりです。

生命をいただくときに「いただきます。」と言うんですね。
1994年、ドイツのニュルンベルクで開催された観賞魚のビッグイベント、インターズーにおいて、ハイコブレハー氏がネオンドワーフレインボーを展示、『あの美しい魚は何だ!』と騒然となってからずいぶん時間が経過した。オーストラリアやパプアニューギニア、イリアンジャヤなどレインボーたちの分布地域からドイツに持ち帰られ、繁殖された個体たちの展示であった。当時は高価で手の出なかった夢の魚たちも、インドネシアやバンコックで養殖がすすみ、だいぶ求めやすい価格になってきた。その魅力と水草レイアウトの人気が合わさって、飼育しやすく美しい入門魚の地位を確立している。
残念ながら日本でワイルド個体を目にすることができるのはセレベスレインボーなど数種にとどまっているが、今回は虹色の魚レインボーフィッシュたちについてナビゲーションしていきたい。
この仲間は、背ビレが2基に分かれているのが特徴で、元来海起源の魚であるといわれている。二次淡水魚などと呼ばれることもある。体型や行動に海起源の名残が感じられるものの、純淡水に適応してかなりの時間が経過していて、飼育自体は淡水水槽で問題ない。彼等の生活水域はさまざまでアルカリの硬水域にも、弱酸性の軟水にも、止水にも流水にも分布するが、多くの種類はPH6.0から6.8で産卵まで至る。海に近く、アルカリ度の高い環境に生息する個体ほど大型で、色彩も豊かになる傾向があるようだ。現在、日本で入手できる個体は、インドネシアのブリード個体がほとんどで、養殖自体は弱酸性でおこなわれている。ブリーダーたちの弛まぬ努力、累代繁殖のおかげで、弱酸性の軟水での飼育がしやすくなっており、初心者でもベテランでも、水草レイアウト水槽でも主役になれるので、楽しみ方はアクアリストの数だけありそうだ。
■水槽について
45cm前後の小型水槽から楽しめるが、なるべく横幅の広い水槽での飼育をおすすめする。レインボーの体型は流線型で、非常に遊泳が活発なうえ、速度も早い。例えば、水槽の横幅が2倍になると彼等の遊泳距離は2倍以上になる。運動量が増えれば、それに見合うエサの量が必要となるため、健全な育成にはより大きな水槽のほうがよい。レインボーに限らず、同じ大きさの魚を60cm水槽と120cm水槽とに別々に飼育すると、大きさ、厚み、筋肉のつき方などに違いがでてくる。水量が多ければ水質安定がはかりやすいので、スペースの許す限り、よくばって大きな水槽を用意してほしい。高価ではあるが、円形水槽での飼育も面白いと思う。
■エアレーションについて
エアーポンプはなるべく水槽より高い位置にセットしよう。万一逆流した水がポンプに浸入すると、故障する可能性がある。逆流防止弁はぜひ使ってほしいアイテムだ。この号が出る9月、日本はまだ残暑がきびしく、30℃ほどになってしまう水槽も多いことと思う。水温が高ければ高いほど、そこに溶け込める酸素の量は減っていくので、とくに夏はエアレーションが重要だ。魚たちの呼吸に使われるだけでなく、ろ過バクテリアの活性化を促進させる。バクテリアの死骸などによる油膜の発生もなくなる。CO2を添加している水草水槽においては、CO2が停止し、照明も停止してからエアレーションをしよう。水草も照明を消すと酸素を吸収する。次の日CO2、照明がスタートするまでエアレーションする。タイマーを使用すると管理が楽になる。余談になるが、購入したエアーストーンは一晩ほど水につけておくとよい。エアーホースをつないだら、口で強めに吹き、ポンプに接続しよう。いきなりポンプにつないで水槽に入れてしまうと、空気の道みたいなクセが出来ることがあり、均一にエアーが出なくなることがある。特にエアーカーテンタイプの長いストーンには有効である。
■エサについて
レインボーたちは活発に遊泳するため、たいへんよくエサを食べる。フレークフード、アカムシ、イトミミズ、ミジンコなど数種類を用意してバランスの良い給餌をこころがけよう。コムスケールレインボーやネオンドワーフレインボーなどには、色揚げ用フレークが有効で、美しく仕上がる。少しずつ与え、食べきったらもう少し与える、腹部が膨らんでくるのが観察できるところが目安の量である。じっくり育てた個体は美しい、これは、短期間で一気に大きくなるよりは期間を経て大きくするほうが、色彩豊かに成長させることができる、ということだ。まさに体内から虹がでてくるように育てるには、日常の管理や観察、エサの量の見きわめが必要になる。
■繁殖について
レインボーのメスは地味なものが多いが、成熟したオスの、各ヒレを力いっぱい広げてディスプレイする求愛行動は、感動的に美しい。この一瞬を見ると、水槽管理の苦労も忘れ、手入れが楽しくなることだろう。45~60cm水槽に水草を多めに入れ、雌雄をそろえる。オスは求愛、追尾を繰り返したあと、メスを水草におしつけるような格好になり、ブルブルッと震えて離れる、卵は1mmあるかないかほどの大きさである。10個くらい産卵する場合が多い。同時に放精も行われる。卵には粘着糸とよばれる糸状の組織がくっついていて、水草に付着する。レインボーの多くは毎日10個くらいずつ産卵するので、ある程度のところで、親を別水槽に移したほうがよい。産まれた順に発生が進むので、ふ化直前の卵と産まれたての卵が同じ水槽にある状態になる。ふ化した稚魚が親に食べられないためにも、隔離は必要な作業である。インドネシアのファームでは、30cmほどの小さい水槽をずらっとならべ、オスを毎日ないし1日おきにとなりの水槽(メスが待っている)に移していく方法がとられている。大きさの異なるレインボーがたくさん採れるのだ。産卵自体は数日間続く。稚魚は小さく、育成は手間がかかると感じる場面もあると思う。インフゾリア、ブラインシュリンプ、卵の黄身、稚魚用フードなどを与え、2ヶ月ほどで2cmくらいのレインボーとしよう。育成水槽に導入する水草は、環境への適応力の強い丈夫な種類か、育てるのが得意な種類を選ぶとよい。粘着糸があるし、育成に2~3ヶ月かかるので、水草が枯れてしまっては、水質悪化もまねく。ハイグロ、ウィローモス、カボンバ、スプライトの類が使われることが多い。個人的には、ウィローモスに突っ込んでいくペアをみていただきたい。レインボーに限らず、メスは大きい個体ほど抱卵数も多い。繁殖に用いる個体は、コムスケールレインボーで7~8cm、セレベスレインボーで5cm、ポポンデッタで3.5cm、ネオンドワーフレインボーで4.5cmくらいから。十分性成熟を確認してからチャレンジしよう。
■購入時、運搬時
ワイルドものを除けば、生体のクオリティはほぼ均一に販売されている。ショップの店員さんに問いあわせたり、状態を確認してから購入してほしい。雌雄の判別も購入時の重要なポイントだ。これまで、新種初輸入のときにオスばかり、あるいはメスばかりといったこともあったが、現在ではペアを入手することも困難でなくなった。ビニール袋に酸素パックしてもらう際は持ち帰るまでの時間や交通手段を店員さんに伝えるとよい。できればなるべく大きな袋にゆったりパッキングしてもらったほうが、袋の中で衝突して口先が白くなったり、スレたり、というトラブルを回避できるだろう。袋を新聞紙で包んだりするのは、保温の効果もあるが、暗くすることによって生体の遊泳を少なくし、キズつけずに運搬するためでもある。持ち帰った袋を水温合わせで水槽に浮かべることはよく知られているが、この時、照明は消したほうが良いことはあまり知られていない。マイ保温バッグやマイ保冷バッグを持参してくださる愛好家も増えており、魚に対する愛情や、地球環境保護に対する理解を感じるところである。冷凍アカムシを家庭の冷凍庫に入れることを奥さまから反対され、マイ冷凍庫にアカムシやミジンコ、ブラインシュリンプを収納するアクアリストも多く、敬意を表するところだ。
■混泳とコレクション性について
性格が比較的おとなしいので、カラシンやコイ、エンゼルやグラミィとのコミュニティタンクをよく見かける。混泳させる魚の大きさと、エサがいきわたっているかを注意すればOKだ。ハーフオレンジレインボーの滲み出すオレンジや、ブルーレインボーの独特の青、コムスケールレインボーの輝く赤などは、貴重なタンクメイトとなろう。また、レインボーだけを集めた水草水槽も見事で、流線型の魚たちは群れをなし、いっせいに泳ぐ姿が観察できるであろう。当欄としても、ある程度の群れでの飼育をおすすめする。少数の飼育よりも、本来の色彩が出やすい。熱帯魚を飼育していない人が見ると、『あの魚、なんていうの?』と聞かれるようなスター性があるのがレインボーフィッシュの優秀なところで、あなただけの1匹に、早く出会っていただきたい。
1本ずつ、1株ずつ。
アルテルナンテラ・レインキー
アマゾンハイグロ
パンタナルクリスパ
ホトニア
インバモ
バリスネリア・スピラリス
エイクホルニア・ナイジェリア
など
レイアウトしてみました。
本格的な夏が終われば、水温管理も楽になってきますね。
さあ!水草を育てましょう!!
昨日の火曜日。お店は定休日でしたが、東京・江戸川区にある東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)に行ってまいりました。
観賞魚業界に就職を目指す学生たちを相手に90分、講義を!と依頼されたのです。

TCAでは昨日を含めて3日間、合同企業説明会が開催されていて、その一環として教室をいただいたのです。教室にいっぱいの学生たちはリクルートスーツで、こちらが緊張しました。このあいだ買ったシャツとネクタイ、おろしていってよかった・・。普段の仕事ではネクタイなんか何の役にも立ちませんもので。

TCAの卒業生は、我が社でも数多く活躍しています。
何を話そうかな…と考え、まずこの卒業生たちにメールをしました。
「この業界に入っていちばん強く感じることは何ですか?」と。
みんなから次々と返信がありました。それぞれの個性が明確に表れていて、ひとりひとり成長しているな!という回答でした。うんうん。
卒業生たちの貴重な意見は現役学生に伝えました。世代も近いし、説得力はあったようです。
業務のこと、命のこと、流通のこと、疑問や不安、いろいろなことが浮かび上がってきます。

拙い私の話よりも
これから社会にでる学生たち、不安は少しでも少なくしてあげたい、新卒ならではの若さや気合いを大事にしてほしいと思い、私の話を聞きにきてくれた学生ひとりひとりに質問を受け付けました。一方的に暑苦しい私の話をするよりもそのほうがイイかも!と勝手に判断したからです。
いきなり質問を作らなければならなくなった学生にはチョー迷惑だったことでしょう。
専門店に入りたい学生
水族館に入りたい学生
メーカーに入りたい学生
営業の内定をもらった学生
まだ初々しい一年生

受けた質問にはその場ですぐさま答えを(私なりの答えを)言うのが私の専売特許です。
学生たちには会社の面接で
「私を採用しないでいったい誰を採用するんですか!」くらいの強い気持ちを持ってほしい!と闘魂注入です。
こういうとき、チャキチャキの江戸っ子の魂や江戸弁は便利ですね。

あっという間に90分が過ぎました。
口やのどがかわき、用意していただいたお水、全部飲んでしまいました。
90分が過ぎ、一応の区切りがついたあとも、積極的な学生たちは「お時間よろしいですか?」と聞きたいことを聞きにきてメモを取っています。
私には当たり前のことでも学生たちには新鮮だったのかもしれません。

学生たちの中でもキラリと光るものがある原石はすぐに見つかりました。
観賞魚フェアなどのイベントで活躍するTCAの学生たち。実はその現場にはあなたが将来就職するかもしれない会社の経営者たちがたくさん、あなたたちを見ています。はっきり言って超チェックしています。
あいつ動きイイな!
あいつ元気あるな!
あいつ受け答えがいいな!
あいつイイ返事するな!
あいつ動き悪いな‥
いやー社長たちは厳しいなぁ…なんちゃって。

先生たちは親身になって学生たちの就職をサポートしようとなさっていました。
学生たちのフットワークがもっともっとよくなって、管理されない勤勉さがハラの底から湧き出てきたとき、男は尻に火がつき、女性の瞳は星飛雄馬のように燃えてくるのです。
頑張ってください。
人間死ぬまで勉強です。
この業界でメシを食って行くのだとハラを決めたら、あとはばく進するのみです。がんばりましょう。!

今年は黒潮の流れが春先から接近しているので、熱帯性海水魚が久し振りにたくさん来ています。
トゲチョウ、フウライチョウチョウ、アケボノチョウチョウ、クラカケモンガラ、ミナミハコフグなどを見るできました。
夏の磯遊び、おすすめです。
序盤からこの状態ですから、採集に来ている人達のテンションがもの凄く上がっています。
セグロを採集した人もあり!ミゾレも見られた!とにかく数が多いです。
昨年の反動と言えばそうかも知れませんが、魚好きとしてはこれからもワクワク状態です。
自然に生きる美しい姿、ぜひみておきましょう。
みなさんは、畑に石灰をまく光景を見たことがありますか?
これは、酸性になってしまった古い土にアルカリ性の石灰をまぜて中和しているのです。土が酸性になるのは、有機肥料が土壌バクテリアによって分解された結果、酸性物質の硝酸ができるためです。

魚を飼育している水槽の中でも、これと同じ事が起こります。魚の排泄物である有害なアンモニアは、ろ過材に繁殖したろ過バクテリアによって、 亜硝酸を経て比較的無害な硝酸にまで分解されます。しかし、水替えを怠ると、硝酸が蓄積して水の酸性化が進み、魚が人に脅えやすくなる、目が白濁する、 などの症状があらわれ、ひどい場合には死んでしまいます。

注意する必要があるのは、水槽の水が酸性化しても、一見透明できれいな水に見えるために魚にとって悪い環境になっていることに気がつかない点です。 これを防ぐためには、定期的に水槽のpHを測定し、酸性になる前に水替えをすることが肝要です。

硝酸の多い水を捨てて、硝酸の少ない水を入れる作業が水かえであります。
熱帯魚の飼育を始めると、誰もが一度は飼育してみたくなるのがミッキーマウスの模様が人気のプラティの仲間と、南米代表カージナルテトラですね。
原産地が異なるので、実際の地球上ではいっしょに暮らすことはないのですが・・・水槽ではいっしょに生活させることができます。

特別な水質調整作業をしない水槽は、セットしてしばらくの間はpHは上昇傾向にあります。新しい水に含まれる二酸化炭素が水槽外に放出されるためです。
魚を飼育し始めて1ヶ月ほどが過ぎると徐々に酸性のほうに傾いていきます。
プラティとカージナルテトラをいっしょに生活させる場合、私がおすすめするのは・・
まずプラティを導入します。プラティは新しい水や弱アルカリ性の水にも適応します。
プラティの調子が上がってきたら後日カージナルテトラを導入します。南米産のカラシンたちは弱酸性の水でないと本来の調子がでません。
カージナルテトラはアルカリ性の環境では赤くも青くもなりません・・。
カージナルテトラを先に入れることや、両者を同時に入れる方法はおすすめしません。
水槽はいきなり「完成」しません。まあぼちぼち、時間をかけてじっくり仕上げていってください。