いってきます

8月終わり頃の話です。中学校の池が3月11日の地震によって不具合が生じ、生活していた鯉を急遽、校内の大型水槽(幅1600mm)に移しました。鯉は40~50センチほどあるので当然暴れます。水槽に移動した後も水槽の内壁に衝突し、何匹かは死亡してしまいました。池は補修し、新しく水を張ったのですが・・・・あ、現在水槽は外から刺激が少ないようにシートで覆っています。
という問い合わせとともに、ダンディなお客様にご来店いただきました。
このお客様、聞けば現在PTAの会長さんで、なんと私が卒業した中学校のかたでありました。
翌日朝、僕は大きなビニール袋などを持って学校に行きました。卒業して以来でした。
玄関、ロビーは改装されてきれいになっておりましたが、在学中と同じにおいがしたのにはびっくりしました。
さっそく物音や人影におびえるコイたちを特大袋で水ごと掬い上げ、池の水とあわせる作業をしました。PTA会長、校長先生、教頭先生も汗だくになって手伝ってくださって、なんてイイ方々なのだろうと感動しました。
無事、池への移動が終りお店に戻ろうとする私に校長先生が「まあ冷たいお茶でも」と校長室に案内してくださいました。はじめて入ったよ・・校長室。ほんとに歴代校長先生の写真が額に入って並んでおりました。黒田校長、秋山校長、ご無沙汰しております。
さて、からっぽとなった大型水槽です。僕が在学中からある古い水槽です。ステンレスの枠にグリーンのパテで接合してある昭和モデル。
これで熱帯魚を飼いませんか?と提案して帰ってきました。
熱帯魚の著書は図書館に寄贈させていただきました。ちょっといいことしたきもちです。

さて、先日会長さんから連絡がありました。
「チャレンジ部」という部活の生徒さんたちが管理をするということで、飼育を始めたいとのこと。まずは一度、チャレンジ部の生徒さんたちに話をしてほしい
ということで、定休日の明日火曜日、2時間ほど部活に参加することとなりました。
いっとぇきむわす。