反則勝ちか反則負けかでいえば反則勝ち

反則勝ちか反則負けかでいえば反則勝ち
一般に、有茎水草はいったん底床に植え込んで育て、脇から出てくる新芽をとって殖やしていきます。
多くの品種は多年草ではなく一年草ですので、同じ幹は何ヶ月も使わず、引き抜いては切り、植え戻すいわゆるトリミングをします。
その水草に適する条件(光量・二酸化炭素濃度・肥料濃度など)を用意してあげて、新葉をどんどん展開するようであれば、写真のような殖やし方もおすすめです。
一本の水草の先端を底床のほうへ強制的に固定し(底床に差し込んだり、ピンで止めたりといった方法です)アーチ状または直線状にします。
有茎水草ですから節があります。10個の節があれば、各節からそれぞれ新しい茎が発生してきて、一気に10本の草体を得ることができます。
写真はロタラ・インディカ。丈夫で育てやすい、水草の入門種です。液体肥料がギリギリに少ないとき、最高に赤くなります。(液体肥料をしっかり与えると、緑がかるのが面白いところです。)