オゾナイザーを設置!

オゾンは、その酸化能力により、魚から出る有害な廃棄物を分解することができます。
海水水槽やPH値の高い(7.5以上)淡水水槽ではオゾンによってアンモニアが効率的に酸化され、
アンモニアより害の少ない亜硝酸、さらには硝酸塩になります。
水槽環境においては、この酸化反応は生物ろ過内の硝化バクテリアによっても行われますが、危険なアンモニアを防ぐために予防装置としてオゾン発生器を設置するのです。
水を黄色にする溶解性有機排出物は、物理ろ過、生物ろ過では除去しきれないことがありますが、オゾンならこの排出物の構造を分解し、その断片を生物ろ過のバクテリアやプロテインスキマーのなどで取り去ることができます。
透明で、病気知らずの飼育水をつくるために、水槽にはオゾナイザーが用いられるのです。