ろ過材のこと

水は、フィルター内を速すぎず、遅すぎない速度で流れなくてはなりません。
水流が速すぎると、微生物による分解が十分に行われません。
遅すぎると、生物ろ過の段階で酸素が不足し、ろ過バクテリアが死滅し、油膜の原因となったりします。
ろ過材の目づまり、ホースや配管の折れ・詰まり、プレフィルターとして取り付けたストレーナースポンジの目づまりなどは、こまめにチェックしましょう。
水流調節機能のあるものについては、魚の種類、大きさ、匹数などにもよりますが、
飼育者自身が良好なポイントを探らなくてはなりません。
フィルターは魚を飼育する上で最も重要な器具のひとつであり、汚れたまま使用していると、まったく機能を果たしませんので、定期的なメンテナンスは欠かすことができません。
また、エアレーションは、ろ過バクテリアを活性化させるので行うにこしたことはありません。
例えば一般的な60cm水槽に多く用いられる上部式フィルターのポンプは、1時間におよそ600リットルの水を流通させます。60リットルの飼育水が1時間に10回転する計算になります。
外部式フィルターを見てみると、1時間に440リットルのもの、500リットルのものなどが60cm用として販売されています。もちろんそれぞれのろ過槽の容積も異なりますね。
多くのメーカーが競って製品をリリースしていますので、
価格、耐久性、デザイン、メンテナンスのしやすさなどをチェックしてほしいです。

店長おすすめのろ過材として、Bioロカリッチやシポラックスがあります。
まずは使ってみて、従来との違いや製品の性能を実感していただけたら良いと思います。
大事なポイント
ろ過材は「正しく使う」こと
定期的に清掃すること(飼育水をバケツにとり、その水で洗ってください。水道はだめです。)
定期的に交換すること
自分の水槽に合った、効果や性能を確認できる製品に出会うこと
です。