新しめの水で魚を飼育する

曇り空です・・東京。
いつも思うのですが、でっかい掃除機で ぐおーーーーっと吸って快晴にならないかな・・・・・と。
秋が深まるにつれ愛魚がコンディションを崩して困っているというお客様が多くご来店されます。常備薬、あると安心ですよね。
金魚やディスカスをはじめ底砂を敷かないいわゆるベアタンクの場合、
毎日!目の細かい網で魚たちのフンを取り除いてやることはたいへん有効です。
これをするのとしないのとでは、1年後には別の魚になるといっても過言ではありません。
ないほうが良いものはすみやかに取り除く、これが原則です。
分厚い雲は取れなくても、排泄物なら。たいへんですががんばりましょう。
さて、お客様の問い合わせで最近目立つのは
水面の泡が消えない・・。というものです。
泡ぎれが悪い水というのはいいことではありません。
魚たちが分泌した体表粘膜が原因であることがあるからです。
その水槽の水が生活しにくい水であればあるほど泡ぎれが悪いという傾向は強くなります。水槽の内側に白い付着物が認められたり、ヌルヌルが多い場合には
すみやかな環境改善が必要です。
金魚の場合、自分で分泌した粘膜が体表を覆い、エサぶたが不自由になることがあります。死と直結していますので注意が必要です。
水かえのやり方、水かえの量、とりかえる水の質など管理のしかたを変えていかなくてはいけません。魚はそれを自分でできませんので。
水槽の内側を磨き、水をとりかえる。水温、水質、水質の変化のしかた、エサの量、チェックしなければならない項目はたくさんありますね。
生活しやすい水は泡など残らず、水面を下のほうから見上げてみると、鏡のように見えるはずです。透明度も高いですし、魚も気持ちよさそうに泳ぎます。