2011年2月

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どしゃぶりの雨の中を一台の車が走っていた。車内には、小さな熱帯魚屋を経営する社本信行(吹越満)とその妻、妙子(神楽坂恵)の2人。娘の美津子(梶原ひかり)がスーパーマーケットで万引きしたため、店に呼び出されたのだ。

その場を救ってくれたのは、スーパーの店長と知り合いの男、村田幸雄(でんでん)。村田は同業の巨大熱帯魚屋、アマゾンゴールドのオーナーだった。帰り道、強引に誘われ、村田の店へと寄る3人。そこには村田の妻・愛子(黒沢あすか)がいた。

村田は言った。
「ひとつ、どうです。美津子ちゃんがここで働くってアイデアは?」

幅120cmの水槽にバルーンモーリーを飼育しています。黒、白、オレンジ、いろいろな色を取り混ぜて。
赤ちゃんもうまれたり、かわいい泳ぎで見てくださる方には人気がある水槽です。
ここに30cm近いセルフィンプレコが同居しています。
プレコにはプレコめがけて沈降性のタブレットフードを与えるのですが、最近、このプレコがバルーンモーリーたちに与えているフレークフードやクランブルフードを水面まで食べにくるようになりました。きっとおいしいのでしょう。大きな口で水ごとエサをぐおおおおおおっと吸い込んでいきます。いったいどれだけ食べるのやら・・。
しかもプレコは水面に口を向けるものですから、水槽正面からみると立ちあがっているような状態です。ややもすると仰向けで食べています。
こんなアクロバティックな食事をするプレコって!うーーん大好きだぁ!
結局、腹部がぐぐっとふくらむまで与えてしまって・・・