おそらくメスです

「ゼブラダニオがいるのですが、何匹かがとても大きくて・・。」
というお客様。たいへん良好な飼育環境をつくっておられるようで、お話を伺っていくうちにメスの抱卵ではないかと思いました。
ゼブラダニオは生後6ヶ月を過ぎると成魚として繁殖に使えます。
メスは抱卵して腹が大きくなります。オスはスレンダーで濃紺と金のストライプが美しいものです。オスの金のラインはメスにおいては銀に見えるかもしれません。
ゼブラダニオの卵は沈性卵です。卵を産むそばから親が食べてしまうこともありますので、防止のため産卵槽にビー玉や大きな玉石を敷く方法が知られています。
卵はビー玉や玉石の間に沈むことで親から食べられなくなります。
水温25℃ほどのとき卵は2日目にふ化します。
5日目くらいからエサを食べ始めますので稚魚用飼料の準備が欠かせません。
生後1ヶ月で1cmをこえる大きさに成長させるようにします。