酸欠?

酸欠に対して敏感なかたが多いです。
計画停電のときなど、たしかに乾電池式のエアーポンプがよく売れました。

本当に気をつけなくてはならないのは飼育環境内の二酸化炭素の飽和です。

エアーポンプでエアレーションをすると、連続して飼育水に含まれる二酸化炭素が水槽外に放出されます。
ブクブクの力は偉大なのであります。

水草を育てたい人が二酸化炭素の放出を防ぐために
密閉式の外部式フィルターを用い、
シャワーパイプの排水を水面下1cmに設定し、
さらに二酸化炭素を添加するのです。
水草育成水槽においてエアレーションをするのは消灯後、二酸化炭素添加が終わった直後から次の日の朝、照明がつき二酸化炭素の添加が始まるまで、が一応の理想です。


停電のとき、外部式フィルターが止まってしまうと、密閉式ゆえに
中のバクテリアが生きているかどうかが疑問となります。
いわゆるろ過バクテリアは酸素がないと活性化しません。
もし、ろ過槽内や配管内で酸素が消費され、二酸化炭素が飽和する!と考えるならば、
そのフィルターは一度あけて清掃しなければなりませんね。
外部式に限らず、どんなろ過器でも停止してしまえば機能を失います。

そんなときには水かえ?これは有効ですね!