店長日記

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プルケールの親子が散歩中です
ナイジェリアやザイールを中心とする西アフリカは、世界第2位の水量をほこる大河川地帯である。ジャングルの中を流れる小川や、灼熱のサバンナを潤す1000km級の河川には、美しい色彩が魅力のシクリッドたちが生息している。今回は、アフリカ河川産シクリッドとよばれる興味深い魚たちについてナビゲーションしていこう。赤道を跨ぐ熱帯雨林気候で、1年中高温、スコールの多雨地帯を流れる河川は南米同様、コーヒー色をしており、水質も中性から弱酸性のところが多い。湿度の高い地域には、日本でもおなじみのアヌビアスの仲間や、シダ類が自生している。南米、東南アジアとならぶ熱帯魚の宝庫で、美しさ、コレクション性、繁殖、生態、どれをとってもひけをとらない魚たちが栄えている。以前はワイルドもの(アフリカからの輸入ルートが南米や東南アジアより少ないため高価である。)あるいはドイツのブリード個体が中心となっていたが、近年シンガポールのブリード個体もペルヴィカクロミスプルケールや、タエニアートゥスを中心にクオリティが上がってきている。これはシンガポールのブリーダーに、日本からワイルド個体やドイツブリード個体、あるいは国産ものが優秀な親として供給されているためで、飼育しやすくなっているうえ、価格も控えめという感謝すべき状態になってきている。
■水槽について
ペルヴィカクロミスの仲間は成魚で8から10cmほどになり、ペアでの飼育や、ペアを落ち着かせるために混泳させる他魚のことも含め考えると、やはり基本となるのは60cm水槽である。シクリッドに属する彼等は、必ず自分のテリトリー(縄張り)をもつ。強い個体ほどテリトリーを広範囲にもつため、本来の姿や生態を観察するにはなるべく大きな水槽を用意してあげたい。産卵に必要な隠れ家となるシェルターを入れることも多いので、60cmでも奥行きが45cmあるものや、75cm、90cmならばなお良いといえる。
■シェルターについて
西アフリカ河川産シクリッドの多くは、飼育者からは見えにくい場所を選んで産卵する。流木や岩、大きな水草の株などが選ばれることもあるが、魚のサイズやレイアウトに合わせた産卵用シェルターの使用が繁殖成功の近道である。市販の産卵シェルターを見てもわかるとおり、容積はペアが同時に入ることができるものでなければならない。逆さになって卵を産みつけたり、うまれた稚魚たちの世話をするので、10cmほどの天井高が必要だ。500円玉よりひとまわりほど大きい入口の穴をひとつ。ひとつの理由は、入口が親魚の出入り口になるだけでなく、外敵の侵入口にもなること、複数の出入り口は卵や稚魚を守る親魚の負担となり、守りきれないと卵を食べてしまったりすることがあることなどである。親魚が卵に対して、ヒレをあおいで新鮮な水を送る行動があるため、通水孔をつけてあげよう。市販のもののほか、素焼きの植木鉢や小鉢を加工したものや、ココナッツシェルも使用される。レイアウトの際、シェルターのまわりには水草や流木などを障害物的に配置すると、シェルター付近が適度に暗くなったり、ペアが落ち着いたりするので、上手に産卵、育児がすすんでいくであろう。
■水草について
彼等の生息環境には水草が多く、水槽飼育においても、二酸化炭素を添加する水草レイアウト水槽でも(もちろん一般的な飼育設備でも)OKである。アヌビアス、アマニア、ネサエア、ボルビティス、ラガラシフォンなど、アフリカに分布する水草との相性もよく、産地レイアウトもおすすめだ。アヌビアスの仲間は流木に活着する性質があるので、多くの株を流木に固定し立体的なレイアウトに仕立てると独特の雰囲気をかもしだせる。アヌビアスの多くは水草用のポットに入って販売されている。持ち帰ったら、水槽の水をボールにとり、ポットをつけよう。水中でポットをそっと取り外し、株を保護しているウールをピンセットで取り外す。この時も水中で、あるいは流水でピンセットを上から下へ動かすときれいにはがすことができる。活着させるときのポイントは、流木の表面に逆らわないように株をあてがうことだ。針金入りのビニールタイで固定し、低濃度で液体肥料を与え、二酸化炭素を添加するとより早く活着する。どんな水草にもいえることであるが、処理した水草は水槽の中でまわして見てほしい。顔ともいえる見栄えの良い面を水槽前面にくるように配置すると上手なレイアウトができるであろう。アヌビアスの仲間は成長がゆっくりで、月に1枚か2枚、新しい葉を出す程度であるため、底床に植え込んで通気性や通水性を損なうよりは、流木に活着させ移動できるほうが都合の良い場合もある。もっとも産卵水槽においては、中のセットや水草、シェルターなどの配置は変化させないほうがペアにとっては良好ではあるのだが、葉のフチなどに付着するコケ対策や、底床掃除の際、効果的ということである。
■エサについて
エサは朝夕2回与えると良い。1回だと栄養面から繁殖時に不安を残す。活きエサ、冷凍飼料、人工飼料、フリーズドライ、なんでも良く食べるので、メニューはバラエティに富んだものにしてあげたい。成長期の若魚にはたっぷり与えたり、成魚には太り過ぎないように与えたりと、量や回数はしっかり見きわめ、みなさんのテクニックとしていただきたい。色揚げ用飼料や、ディスカス用飼料やシクロプスもきわめて有効である。
■水質について
西アフリカ河川産シクリッドの多くは弱酸性の軟水で繁殖に至る。お店に立ってお客様の質問を受けるときによく感じるところであるが、PH7.0の水はPH8.0の水よりも10倍酸性であることを念頭に水質管理をしよう。PH値は対数値なのだ、PH6.0の水は、PH8.0の水よりも100倍(10倍の10倍)酸性であるのだ。水温に関しては、飼育、繁殖ともに25~27℃で問題ない。総硬度8dH前後、炭酸塩硬度0.5~1という数値が基準になるかと思う。
■繁殖について
入門種であるプルケールは、『しばらく姿が見えないと思ったら、ある日稚魚をひきつれてでてきたよ』というケースがよくあるほどだ。親魚は健気に卵や稚魚の面倒をみる。50~100匹ほどの子供たちに対して親魚が自分の体をブルブルッと小刻みに震わせて、なんらかの危険を知らせる様子なども観察していただきたい。見逃せないのが繁殖時の美しさである。砂を掘って巣づくりしたりしている時や、メスの前でヒレをいっぱいに広げて求愛行動を見せるオス、腹部がサクランボのように赤く膨らんだメスなど、感動の場面の連続で、あっという間に大家族にしてしまうキーパーも多い。泳ぎ始めた稚魚たちにはブラインシュリンプを中心に十分にエサを与える。幼魚期の餌不足はその後の成長に大きな影響を与える。大きくならない、色彩がいまひとつ、死亡する、などということのないように準備してあげよう。なお、ペアを組んで繁殖に入るころのメスはとても強い。混泳水槽における同居魚がいる場合は注意してほしい。産卵後はオスが次に備えるので、また強くなる傾向があることなども観察できることのひとつである。オスのほうがメスよりもサイズが大きいのが基本である。
アノマロクロミス・トーマシーは、人の見ているところでも産卵する入門魚で、水槽に持ち込んでしまった貝を食べることでも有名である。実は飼い込んだ個体は感動的に美しい。
■ローカルネームについて
タエニアートゥス種を中心に、ローカルネームとも呼ばれる地域名がついて流通している。(タエニアートゥス・デハネやクンバフンゲなど。)これには、系統をしっかり保ってほしいという強い願いがこめられている。交雑を避ける、コレクション性を高める、地域によって異なる個体差を楽しむ目的などがあり、流通の過程においてもそれ相応の扱いをされる。採集、シッピング(袋にパックして飛行機に積むこと)、卸問屋、ショップに至るまで、一般種とは一線を画した接し方をされることが多い。そのような扱いを受けてきた個体は少し気難しいと感じる場面があるかもしれないが、基本的な飼育、繁殖方法は、プルケール種に準ずる。硬度や導電率、PHなどは確認したうえ選ぶとよいだろう。皆さんの水槽に魚が泳ぐまでにいろいろな人がより大切にしてきた個体は、しっかりとキープしていただきたい。
■購入にあたって
『良い個体を発見したときに購入する』のが原則である。マニアの間では、いるとき買うなどといわれ、いつでも導入できる態勢を整えておくキーパーも多い。細心の注意をはらって飼育していても、不慮のできごとでペアの片方を亡くしたりし、欲しいと思ったときには気に入った個体に出会いにくいところから、そういわれるのであろう。これは、アピストグラマやプレコ、ディスカスなどにも共通するところで、個体を見るポイントはいつも同じスタンスで、気に入った個体を厳選してほしい。ブリードものに関しては、販売されている個体のサイズが小さいものも多い。個体が若いため、色彩などはまだまだこれからなので、将来性を見る選別眼を養ってほしい。大切に飼育することで、成長し仕上がったときの色彩やフォルム、健気な繁殖行動に目を細める時間を手にいれていただきたい。俺の魚、私の魚と呼べる個体が必ずいる。
アクア・ジャーナルVol.197
アクア・ジャーナルVol.197が出ました。

特集は「必ず役立つ表現術」というタイトルとなっております。
ネイチャーアクアリウムにおける自然表現の方法が豊富な実例で紹介されております。
実際の自然景観から、レイアウト素材と水草を組み合わせて水槽に自然感を表現する一連の流れが分かりやすく解説されております。
レイアウトの完成度を高める細部のテクニックも多数紹介されていますので、コンテストに向けたレイアウトの完成度アップにも役立ちますね。


定価500円(税込)です。
フィッシュマガジン 2012年3月号
フィッシュマガジン 2012年3月号が出ました。

【 特 集 】

理想の美を求めて
ディスカス らんちゅう グッピー

「作り込む」「仕上げる」。一見すると観賞魚に結び付かない言葉だが、改良品種の楽しみや魅力はこの言葉に集約されるのではないだろうか。自身の理想とする姿や多くの愛好家により確立された型、それらに近付けようと試行錯誤を繰り返す充実感、評価された時の喜びは、実際に作り込み、仕上げたものにしか味わうことはできない。ディスカス、らんちゅう、グッピー。観賞魚における改良品種の代名詞ともいえる3種それぞれの魅力、そして共通する楽しみを存分に感じていただきたい。

▽改良品種と、その楽しみ 

▽ディスカス
 もう一歩進んだディスカスの楽しみ 
 改良ディスカスセレクション
 こだわりのディスカス作り 
 理想の個体を目指して

▽ディスカスとらんちゅう
その魅力と楽しみ 
 
▽らんちゅう 
 らんちゅう用語と基本的な見方  
 優良魚総覧2005~2008~2011  
 らんちゅう飼育のポイント  
 独自の管理で良魚を作る

▽らんちゅうとグッピー 

▽グッピー
 グッピーの楽しみと見方 
 最新グッピーセレクション
 グッピー飼育のファーストステップ 
 改良とコンテストを楽しむ

連載
【 新連載 】

■イクチオテイラー 
「魚類学者」多紀保彦


【 トピックス 】

■小型インテリア水槽のすすめ

■ブラジルの規制解除の一報 


【 For Fresh Water Fun 】

■元祖・うおのぞ記 

■“釣り好き”フランス人の釣りガイド 

■渋魚、珍魚探訪!
温帯域の魚たち 

■Shot 小さな魚の大きな魅力
「コリドラス・エクエス」 

■再発見! 魅力の熱帯魚たち
「ウルレイ・テトラ」 

■泰國魚漫遊
「ウタイタニに生息する巨大淡水エイ」 

■日本水風景巡り 淡水魚を求めて
「冬の荒川 寄居町~川本町周辺」 

■水草ステップアップノート 

■今月の注目魚

■水草面白談義 


【 Reptikes & Amphibians 】

■日本産爬虫類・両生類魅力再考
アマミハナサキガエル 

定価880円です。
アクアライフ  2012年3月号
アクアライフ  2012年3月号が出ました。

特集 今こそ 大型魚!
以前は考えられなかったサイズの水槽、そして幻だった大型魚を見かける機会が、今ではグッと多くなりました。そこで、今こそ大型魚の魅力をクローズアップしてみましょう。

主な内容
カラシン、コイ、ナマズ、シクリッド、古代魚・・・銘魚紹介
魚食ゴイ! ガンユイのフィールド
徹底飼育! ロイヤルプレコをデカくする
プロ伝授! ピラルクー飼育法
愛魚拝見! 大型魚キーパーズルーム
健康的に! 大型魚の餌について

●お年玉(の残り)でできる
水槽グレードアップ術

●コブがかわいい人気者
らんちゅう系の金魚を楽しむ

●“ラスボラ”・アクセルロディの正体に迫る
スンダダニオ・マニアックス

●水槽サンゴ学ビギナーズ
サンゴ水槽は小宇宙

●フィールドレポート
オリバーの世界の水中を巡る旅 リバーダイビングinコロンビア

●新連載                                 
コリドラス天国をつくろう!

● 銘魚拝見! ALショップレビュー
● ドワシク通信
● 観賞魚の病気対策
● ウロコは語る
● 一種類徹底飼育講座 ドラゴンフィッシュ
● アクアメイルボックス
…など連載多数!

定価880円です。
水作 カメの浮き島 XL
水作よりカメの浮き島XLが新発売となっております。
90cm~120cm以上の水槽用です。
従来品には無かった大きな浮き島です。
製品の大きさは幅420mm奥行300mmです。
写真は水作エイト(S)との比較です。

水位に合わせて上下し、
水流などの影響を受けて移動してしまうことがなく、
カメが登りやすい構造です。表面もカメが登りやすいざらざら感です。

水棲のカメは陸地での甲ら干しが欠かせません。
甲ら干しをすることによって皮ふ病の予防や成長に欠かせないカルシウムの吸収を補助するビタミンD3 を合成します。
水棲カメの生態を研究した独自の構造となっております。
日々のカメ飼育から新たな発見を引き出してみてはいかがでしょうか。
カメは長く飼育する家族同然の存在です。空間を認識する能力も優れていて、
暮らしやすい空間を提供する必要があります。
大きな浮き島、ぜひ使ってみてください!でっかいですよ!
2011年12月、エーハイム社の営業さんが来店し

「エーハイム社のホームページでエーハイム製品のユーザー様を載せたい、どなたか取材を受けてくれて掲載OKな方はいらっしゃいませんか?」という内容の依頼を受けました。

「はい、いらっしゃいますよ。お願いして断られることはないと思います。」

YESと言った瞬間、脳みそは活動を始め、NOと言った瞬間、脳みその活動は停止する私。さっそく兄貴と慕う常連さんに連絡。あっさりOK。さすが兄貴。



エーハイム社はアクアライフやフィッシュマガジンのような出版社ではないので、カメラマンやライターさんはいらっしゃいません。

暮れも押し迫っておりましたが、私がデジカメを持ってお客様のご自宅を訪問。

150枚ほどの写真を撮影し、取材メモをとり、翌日原稿を書いて営業さんに連絡しました。誰よりも仕事がはやいのが私の売りです。




私はエーハイム社の製品を使って30年以上(西ドイツの時代です)、はっきり言ってメーカーの営業さんよりもエーハイム製品が好きな自信があります。そのことはお客様も同じで、信頼できる製品を探していった結果、エーハイムに行き着いており、各水槽からはエーハイム愛と飼育愛がびしびしと伝わってきました。エーハイムさんは黙って私の写真と原稿を掲載すればよろしい!(強気!)




エーハイム社のHPのユーザー様の声などはPDFにて閲覧する仕組みとなっています。

お店の宣伝になれば・・と思いお店の名前も原稿にしたため、掲載してもらうようにしました。

誰もやったことがないことをチャレンジするのが好き。こんなPRもあるんだぜ!と他の店舗の店長たちに自慢しよう(案)。

今回の撮影や執筆、お店に勤務する人間のものをそのまんま掲載というのはエーハイム社でもはじめての例とのこと。やっぱりYESと言ってから脳は動き出すのだなと。




お客様のアルタムエンゼルの繁殖、順調にいくといいなぁ。

エーハイム社のHP
http://www.eheim.jp/
トップ画面から下のほうにいくと
「エーハイムバイオケアとディスカス」というところがあります。
熱帯魚を愛するかたはぜひ見てください。



千石 正一氏(せんごく・しょういち=自然環境研究センター研究主幹・動物学)7日に死去、62歳。
葬儀は12日午前9時30分から千葉県松戸市北松戸1の9の3のライフケアメモリイプレイス松戸で。
TBSのテレビ番組「わくわく動物ランド」や「どうぶつ奇想天外! 」に出演。
動物の生態を分かりやすく説明し、親しまれた。 

ネットのニュースではこのような表現でありました。
千石先生の功績はこんな文字にはおさまるものではありません。
先生のおかげで爬虫類や両生類が好きになったこどもがどれだけいることか。
先生のおかげで爬虫類や両生類に対する偏見がなくなった親がどれだけいることか。

先生が口にすることはいきものの真実ばかりでした。
先生以外のかたが同じことを言うよりも、
先生の発言のほうが面白く、親しみやすく伝わるのです。

先生の本、いくつも私の本棚に並んでおります。
お世話になりました。ありがとうございました。
あやしい白い粉???末端価格は・・
流木はアク抜きという作業をしてから水槽に導入します。
バケツやバットに水を張り、流木をつけると翌日には紅茶やウーロン茶のような褐色の水になります。この水を捨て、新たに水を張りなおし、茶ばみがでなくなるまで作業を繰り返す。これが流木のアク抜き作業です。木の種類や大きさにもよりますが、1週間ほどで透明な水を維持できるまでアクが抜けます。

なかなか手間のかかる作業で、お店ではアク抜き済み流木も販売しているのですが、
1本1本異なる素材ですので、やはり気に入った流木を自分の手で、というのがアクアリウムの趣味の楽しみのひとつです。
バケツなどの容器に水を張り、白い粉を入れてよく攪拌します。
そこに流木をいれ2~3日待ったのち、流木を取り出し、新しい水につけます。
茶ばみが出ないようならOKです。

写真はスドー社の流木のアク抜きパウダー。
20g×3袋入り。240円です。
自由遊泳に入ったディスカスの稚魚たちは
親魚の体表から分泌されるディスカスミルクを食べるために
親の体のまわりに群がります。
体着と呼ばれます。
感動のシーンの連続で、忙しくなりそうです。
朝、地図とともに表示される日本各地の最低気温。
沖縄を除き、北海道、本州、四国、九州はすべてマイナス表示!
今朝は東京でも屋外の水道が凍ってしまって水が出ないというところがありました。
先ほど到着した金魚の生産地・奈良県大和郡山からの金魚たちが入っていた袋の水の温度、
約7℃。ほぼ氷水?

沖縄に行きたいという気持ち
金魚はこんな冷たい水でよく泳いでいるなという気持ち

寒さに負けず、桜琉金ブロードテールはエサ食い良好で、おすすめです。
980円のケース、1500円のケースを用意いたしました。
新規立ち上げのワクワク感
趣味としての熱帯魚の魅力のひとつに「設備」がありますね。
何を飼育しようか
何でどうやってろ過しようか
悩んでいる時間までも楽しいのです。
写真はエーハイム2005。
水槽の横にも置けるタイプで創作意欲が高まります。
第30回 2012年 日本観賞魚フェア

観賞魚の各種品評会・特選金魚の予約販売・お楽しみ抽選会 等が予定されております。

入場料700円 但し、小学生以下は無料です。

会場
東京都江戸川区船堀4-1-1
タワーホール船堀・1階展示ホール、他
TEL: 03-5676-2211(会場に関しての問い合わせに限る)

開催日 2012.04.13. (金)~2012.04.15.(日)

運営
主催: 日本観賞魚振興事業協同組合 他
後援(予定): 農林水産省、埼玉県、東京都、愛知県 等
協賛:全日本錦鯉振興会、日本ペット用品工業会 他

問い合わせ先
日本観賞魚フェア [ イベント事務局 ]
TEL: 03-5678-6780
FAX: 03-5678-6781
昨年は東日本大震災の影響で中止となった日本観賞魚フェアですが、今年は4月に開催が予定されております。
例年多くの金魚が品評会に出品されて盛況ですが、今日はディスカスコンテストについてお知らせいたします。

募集匹数は54匹です。
申し込みの締め切りは2012年3月23日です。エントリーが募集匹数に達した時点で締め切りであります。

会場への搬入日は4月12日(木)午後3時から7時、
会場からの搬出日は4月15日(日)午後5時から7時です。

出品料は1ケースにつき4000円です。
幅60cm奥行30cmのレギュラー水槽に上部式フィルター、ライト、150Wヒーター、フタが用意されております。

部門は
原種
ソリッドレッド
レッドスポット
ブルーソリッド
ストライプターコイズ
オープンカテゴリー
となっております。

飼育水の持込が認められており、水は持参するか事務局で用意した水を使用するかいずれかになります。

申し込み先
1、第30回日本観賞魚フェア協力店
2、第30回日本観賞魚フェア事務局(東京都江戸川区松江3-15-7大成企画内・電話03-5678-6780)
泡巣
ベタ・マハチャイが泡巣を構築し始めました。
忙しくなりそうです!
ひえっひえ
朝、東京の金魚問屋さん、器具問屋さんに行ってから仕事に入ることが週に3~5回あります。
ここ数週間、たたき池やFRP容器の水面はうっすら凍っています。
こんな冷たい水で、よく泳いでいられるものだ・・と金魚の強さを再確認。
最低気温が氷点下となった今朝、水面の氷はちょうど水槽のガラスフタ(3mm)みたい。氷は壊して、動く水面にする処置を手伝いました。
池はともかく、FRP容器のほうは水作フラワーなどを使ってろ過・エアレーションをしています。もうちょっと冷え込むとフラワーの芯まで凍結し、エアーが出なくなりそうです。
今朝はギリギリ空気は出ていて、氷の下でオランダシシガシラや江戸錦が泳いでいる状態でした。
一般に水温10℃を切るころから給餌は控えます。
金魚たちは水ぬるむ春を待っているのかな。
写真は水作フラワーDX。
二酸化炭素添加の効果は劇的です。
水草を育てる、水草レイアウトを作るうえで、避けて通ることができないのが二酸化炭素の添加です。
ボンベや添加キットに抵抗を示すかたもいらっしゃいますが、その効果はたいへんドラマティックです。
いままで枯らしてしまった水草がイキイキと成長します。
茎や葉の組織がしっかりします。このことはハサミで草体を切るときに実感できます。
こまめにトリミングをして、管理のモチベーションは下がることがありません。
写真はADA・CO2アドバンスシステムです。
鳥の祖先とされる始祖鳥の羽の色は、カラスのように黒かった可能性が高いことが、
米ブラウン大などの研究チームによる羽毛化石の分析で分かったそうです。
24日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表されたもよう。

チームは、ドイツ・バイエルン地方で約150年前に発見されたジュラ紀後期(約1億5000万年前)の始祖鳥の羽毛化石を調べた。
羽毛の化石は非常に珍しく、メラニン色素を含む小器官と見られる微細構造が保存されていた。この小器官の立体構造を、カラスなど現生鳥類87種の羽毛と比較した結果、黒い鳥との類似性などから、95%の確率で黒だと分かった。チームは「黒い羽は、体温調整や、迷彩に役立っていたかもしれない」としている。
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中学のとき、ドイツ・フンボルトから門外不出とされていた始祖鳥の化石が東京で展示されると聞き、学校をさぼって見に行ったものでした。
最近になって、恐竜の本来の姿やからだの色の解明がなされてきましたが、
当時、恐竜の姿や色、鳴き声、食性、性質などは、ほとんど想像されただけのものでした。

「なぜ授業をさぼった」と怒る先生もいましたが、
理科の先生が私に共鳴してくれて、後日学校じゅうで展示を見学にいくことになったのでした。卒業するときは皆勤賞をもらいました。
当時展示されていた始祖鳥の想像図では、始祖鳥は茶色っぽい姿でしたが、
今回、黒!ということで。ぐっと引き込まれたニュースでありました。

熱帯魚も観察するとたいへん興味深く、
なぜこの色になったのか
なぜこの姿になったのか
なぜこの繁殖形態なのか
なぜこの食性なのか
ひとつひとつ見ていくと、長い進化の歴史で、いまの姿を選んでこうなっている
などということを感じることができると思います。
コリドラス・レウコメラス
流通する際にコリドラス・パンクだとかプンクだとか呼ばれることが多いのですが、
レウコメラスといいます。
ペルーからやってくるワイルド個体、
東南アジアで養殖されるブリード個体、日本にはどちらも多く流通しています。
コリドラスの良いところを数多くもちあわせている種で、
個人的にはいまよりも、もっともっと人気がでてほしいと思います。
新発売!おさかなソイル
弱酸性の軟水という環境をつくりやすく、高い透明度をキープしやすいことで
爆発的に普及した「ソイル」底床素材。
価格的にも
性能的にも
素材の耐久性の面からも
決定版といえる「おさかなソイル」が新発売となりました!
3リットル入りと8リットル入りの2種類がございます。
まずは気になる価格ですが、
3L入り・・・・980円。
8L入り・・・・1980円です。
60cmレギュラー水槽の平均的な使用量は8~11リットルです。

厚めに敷いて水草レイアウトに
レッドビーシュリンプの飼育・繁殖に
小型カラシン・コイの仲間に
アピストグラマの飼育・繁殖に
メダカの飼育・繁殖、ビオトープに
幅広いアクアシーンで大活躍してくれます。

これまで、ソイルの粒子が崩れて、水槽リセットの際ドロドロになった経験をお持ちのかた、ぜひ本品の耐久性をご確認ください。

水を張る前のカラの水槽に本品を洗わずに敷き、(底面式フィルターの使用もGOOD!)
敷いたソイルを掘り起こさないように、そっと注水。
ろ過設備、保温設備、照明設備などをしてセットは完了です。

まずは一度、お試しください!
オゾンは、その酸化能力により、魚から出る有害な廃棄物を分解することができます。
海水水槽やPH値の高い(7.5以上)淡水水槽ではオゾンによってアンモニアが効率的に酸化され、
アンモニアより害の少ない亜硝酸、さらには硝酸塩になります。
水槽環境においては、この酸化反応は生物ろ過内の硝化バクテリアによっても行われますが、危険なアンモニアを防ぐために予防装置としてオゾン発生器を設置するのです。
水を黄色にする溶解性有機排出物は、物理ろ過、生物ろ過では除去しきれないことがありますが、オゾンならこの排出物の構造を分解し、その断片を生物ろ過のバクテリアやプロテインスキマーのなどで取り去ることができます。
透明で、病気知らずの飼育水をつくるために、水槽にはオゾナイザーが用いられるのです。